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みそしるキャベツにはすりおろし大根

社会不適合者の独り言

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インクまもと3

携帯だと字数制限が………

続き

…面白いと思った。

また、光の当て方により、武蔵の身体が生々しく、立体的に浮かび上がっているように感じた。

部屋に入った時は武蔵が逃げているように見え、生への執着と惨めさを感じた。
しかし、出口側から武蔵を見るとどうだろう。
こちらへと迫り来る武蔵に対して恐怖を覚えた。
武蔵は自分が作り出した70体の死体に囲まれて、何を思っただろうか。
その絵の奥には血の生々しさを感じるような絵が置かれていた。
俺はそれだけだと思った。
が、近づいて良く見ると武蔵の眼がこちらを見つめていた。
その時、俺は戦慄を覚えた。

それを知ってか知らずか、その暗闇の部屋には人が長くいようとはしなかった所もまた、印象的だった。

その部屋から出ると、暗闇の部屋に入る前の明るい絵を眺める人達を暗幕越しに見ることができた。

それは、一度暗闇に入った人は、暗幕を通してしか過去の明るさを感じられないと言っているかのように思えた。




次に印象的だったのは
光の玉から、色んな人達が棘を抜いていく所。
大小様々なパネルに手が描かれていた。
何が印象的だったかと言うと、それらが光源の位置によって、様々な影を落とし、大きさや影から動勢を感じられた所だ。


後印象的だったのは…
やはり、母親が子供の頃の武蔵を抱きしめている所だろう。

狭く暗い通路から抜けた瞬間の空間の広がり
輝く母親の絵
それは、ただただ感動だった。

良く見るとカーペットが作品が置かれている所は白くなっていた。
そこには、別に何も言われていないのに誰も踏み込もうとしない。
俺はそれがある種の侵しがたい聖域であるかのように思った。




そして、最期。
目の前に砂浜が広がった。

最初、俺は砂浜に入っていいものか迷った。
しかし、他の人が砂浜を歩いている所を見て気付いた。
砂浜を歩く音。

そして、その音を絵に描いてある二人も聞いたのであろうと思うと、その絵の中に入っていけた感覚だった。


「もういいかい」


その最期の一言が

目に飛び込んできた瞬間に、鳥肌がたった。


ただ、圧倒された。

やはり結論はこうだろう。


井上雄彦さんの絵の巧さもそうだが、語りかけてくる何かにも圧倒された。


この展覧会に参加できて本当に良かったと思う。


これにて、井上雄彦展のレポートは終わりとしよう。
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